土地の価格は、どうやって決まるの?

土地の価格は、どうやって決まるの?
土地の価格は、どうやって決まるの?

一言で「土地の価格」と言っても、色々な物があります。
土地価格を調べるには、「公示価格(地価調査価格)」を元に算定できます。
「公示価格」とは、近辺の標準的な土地1平方メートル当たりの価格を示したものになります。

公示地点と比較して、駅に近い・学校に近い等の生活条件が良ければ、価格は高くなります。逆に、間口が狭かったり・土地が不整形・袋小路・街の条件が悪い・階段がある等で、価格は安くなったりします。

路線価とは

他にも「売買取引価格」「路線価」「固定資産評価」等があります。
実際の売却時には、公表の数値を参考にし、売却したい時期やエリアの状況を加味して価格を決めて行きます。しかし、実際の取引には、取引個別に売る側・買う側の条件やタイミング等が複雑にからんでいます。ですから「高く売れた」「安く売るしかなかった」と一喜一憂してしまうんですね。

では、何が標準になっているか少し見てみましょう。

公示価格とは

土地の価格は、取引する人によって、事情や動機が反映されます。そのため、売主・買主どちらにも偏ることなく、フェアな指標として参考にします。

路線価とは

国税局長が決定した道路に面した1平方メートル当たりの価格です。
不動産の相続する場合や贈与する場合等の税額を計算するための標準となります。

固定資産評価額とは

固定資産評価額とは

「固定資産評価額」に基づいて、市町村が決定します。
都市計画や不動産取得税、登録免許税・相続税の計算の基準になります。